高田博厚は、昭和41年に鎌倉市に住居とアトリエを構え、昭和62年に亡くなるまで多くの彫刻作品を創作した彫刻家です。
本展覧会では、多くの優れた作品を生み出した高田博厚の生涯を、3つの時代(渡仏前、パリ時代、東京・鎌倉時代)に分け、それぞれの時代の作品を展示することで、作品の変遷を辿ります。中でも、生涯を通じて多数制作されたトルソを中心に、高田の言葉と共に紹介することで、彼のトルソに対する想いや、個々の作品の細やかな違いを楽しめる他、作風に影響を与えたロダン等、他作家の彫刻作品も展示します。
ロダン、ブールデル、マイヨールらヨーロッパ近代彫刻家についての研究を通じ、彫刻についての思索を深め、高い精神性がこめられた作品を数多く残した、高田博厚の世界を是非お楽しみください。
この展覧会は、没後ご遺族から鎌倉市に寄贈された作品を展示します。
【日時】
令和5年1月21日(土曜日)から1月31日(火曜日)まで
午前10時から午後5時まで(最終入場は午後4時30分まで)
【会場】
ギャラリー①②③
【入場料】
無料
【お問合せ】
鎌倉市文化課 TEL: 0467-61-3872 MAIL: bunka@city.kamakura.kanagawa.jp